2008年1月29日火曜日

沖之口番所跡へ行ってきました。

 沖之口番所跡へ行ってきました。
沖之口番所と言っても、函館市民でも分かる人は少ないのではないでしょうか?
旧西警察署、水上警察署、臨海研究所と、言ったほうが分かる方が多いと思います。

 建物をアップにすると、現在の函館臨海研究所であることが分かります。

 案内板です。
沖之口番所とは、船舶、積荷、旅人を検査し税金を徴収するための施設だったようです。
18世紀の初め頃に設けられていたようで、その後明治20までに4回施設名が変わっています。
 現在の建物は大正15年に建てられたものが残っているようです。
補修が行われているとは思いますが、80年も前に建てられた洋風な建物が綺麗に残こされているのは良いことですね。
 建物の横にはこんな石碑も建てられています。
箱館郵便役所について案内板に出てこないのですが、明治5年にここに設けられていたようなので、案内板の内容と合わせると、北海道に出入りする船の管理をしていたこの施設内に併設でもされていたのではないでしょうか?

 もう一つ函館の条例に関係する、證が設置されていました。
こちらは、小さめなのでいままで見逃していそうなのですが、はじめて見ました。こんな条例があるんですね。


 なぜか、Googleマップには登録されていません。
中央の13番地のところに沖之口番所跡があります。

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